相撲観戦の服装・持ち物(レディース)

お相撲を見に行くことになったけれど、何を着ていったらいいかわからない方のために、参考になりそうな情報をまとめておきます。

おすすめの服装は席によってほぼ決まる

相撲観戦では、溜(たまり)席、升席、椅子席の3種類あるわけですが、設備の違いによる服装の向き不向きと、それぞれの席でなんとなく客層も違うのでおすすめの服装は異なります。

溜席の服装

溜席というのは基本的には関係者の特別席なので、もしそこにお呼ばれされているということであればお誘いいただいた方にドレスコードを聞くのがよろしいでしょう。

基本的には高級感を出しておけばよろしいかと思いますが、テレビに映りこむことが多いので、そこを意識していただければよいと思います。

升席の服装

升席はその設備上の制約から、以下の2点に注意する必要があります。

1.狭い

通常の4人マスは非常に狭いです。したがって、ピチピチジーンズや長すぎ・短すぎスカートはちょっとたいへんです。また、お酒をこぼされたりもする可能性も、多少あります。

2.靴を脱ぐ

靴を入れる場所が狭いので、高いヒールやブーツはちょっと迷惑です。人の靴と重ねて置いたりするので、きれいな靴のほうがいいと思います。

この制約に適した服装は、長すぎないのロングスカート、ワイドパンツなどのgu系コーデかスポーツミックスかという感じですが、実際このくらいの中間コーデの人が多いような気がします。

升席の客層は家族連れからお年寄りまで非常に幅広いのですがやはり10代20代は少数派なので、実用的な綺麗めファッションが無難かと思います。会社のお花見の時のような服装にイメージが近いかもしれません。

椅子席の服装

椅子席はマス席に比べて設備上の制約から解放されるので、おしゃれの幅が広がります。この理由からデートにはたいへんお薦めな席です。着ぐるみで観戦してもおそらく大丈夫です(後ろの人の妨げにならなければ)。

和装デーで連れだって観戦に来られる方や、デートカップル、相撲常連など、升席に比べるとチケットも取りやすくカジュアルなので、升席に比べて若干年齢層が若くなる傾向にあると感じます。外国からのお客様も多くいらっしゃいます。

その他Tips

・国技館の一番奥の佐川急便にクローク(有料)があるので、冬場などかさばるコートを着たい人は、そちらに預けるのがよいでしょう。

・館内の空調は概ね適温に維持されています(夏はノースリーブでも大丈夫)。

・大多数の人はわりとラフな恰好ですが、芸能人も紛れていますので、おしゃれしすぎても問題ありません。

・お手洗いは奇麗で数も多いのですが、十両~幕内取り組みの間はさすがに込み合います。その時間の前後で対応しましょう。

・全体的な雰囲気としては、新宿・渋谷か昼間の銀座の雰囲気で、時々、原宿・夜の銀座が混じってくる感じ。

持ち物おすすめ

ごみ袋(2つくらい)

お弁当には袋が付いてくることが多いのですが、軽食にはついてこないので一時的にごみをまとめるのにあったほうがいいです。コンビニの袋などをたたんで持っていくと便利。

双眼鏡

他のスポーツ観戦や演劇などでも重宝しますので、8倍のコンパクトな双眼鏡がおすすめです。(ズーム機能のあるものや倍率10倍以上の双眼鏡は、大きく重く、暗くなりがち。)
個人的にはNikonかビクセンが、デザイン的にも良くて長く使えると思います。

扇子・携帯扇風機

夏場所(5月)・秋場所(9月)の天気の良い日はあると便利。モバイルバッテリー兼用タイプのUSB扇風機ならスマホの充電もできるのでポケモンするときも安心ですが、ちょっと荷物になるので誰か一人が持っていけばよいでしょう。子供がいるときは必須。

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