椅子席では一脚(三脚)の使用が可能。升席ではミニ一脚まで
暗い国技館で200mm以上の望遠を使うため、取り組みを撮影する場合は手ブレ対策必須になります。しかし最近の手ぶれ補正はかなり優秀なので、そういう機種の場合は無理に一脚を使用しないほうが良い場合があります。特に升席は前の席の人の頭をかいくぐる必要があり、靴を脱いで座った状態での撮影となることが多いため、一脚が有効に使えるかどうかは当日の運に左右されます。
逆に2F椅子席の場合は三脚を固定して使える十分なスペースがあるので、手ぶれ補正を完全にオフにして一脚やコンパクトな三脚が使用できます。この場合でも座席を立つ人のために適宜通路を開ける必要があるため、できるだけコンパクトなものを使用したほうが良いでしょう。
2F椅子席とはいえ、でかくて立派な三脚を設置してしまうと周囲にかなり目立ちます。他の人の観戦や往来の邪魔になるようであれば即刻注意を受けることになりますので、周囲への配慮は怠らないようにしましょう。