相撲観戦の持ち物・服装

国技館に相撲観戦に行くときの服について、近年はデートなどで来ている方も多いようなので一応どんな感じかお伝えしておきます。

おすすめの服装は席によって

相撲観戦では、溜(たまり)席、升席、椅子席の3種類あるわけですが、設備の違いによる服装の向き不向きと、それぞれの席でなんとなく客層も違うのでおすすめの服装は異なります。

升席の服装

升席はその設備上の制約から、以下の2点に注意する必要があります。

1.狭い

通常の4人マスは非常に狭いです。したがって、ピチピチジーンズや長すぎ・短すぎスカートはちょっとたいへんです。また、お酒をこぼされたりもする可能性も、多少あります。

2.靴を脱ぐ

靴を入れる場所が狭いので、高いヒールやブーツはちょっと迷惑です。人の靴と重ねて置いたりするので、きれいな靴のほうがいいと思います。

この制約に適した服装は、長すぎないのロングスカート、ワイドパンツなどのgu系コーデかスポーツミックスかという感じですが、実際このくらいの中間コーデの人が多いような気がします。

椅子席の服装

椅子席はマス席に比べて設備上の制約から解放されるので、自由度が広がります。この理由からデートにはたいへんお薦めな席です。後ろの人の妨げにならなければコスプレで観戦してもおそらく大丈夫です。

和装デーで連れだって観戦に来られる方や、デートカップル、相撲常連など、升席に比べるとチケットも取りやすくカジュアルなので、升席に比べて若干年齢層が若くなる傾向にあると感じます。外国からのお客様も多くいらっしゃいます。

持ち物おすすめ

ワンセグまたはNHKプラス

相撲初心者は特に、今、誰が土俵に上がっているかわからないので必須かと思われます。最近のスマホにはワンセグは付いていませんので、NHKプラスの利用もおすすめです。

扇子・携帯扇風機

館内は空調がきいていますが外に出ることが多いため、夏場所(5月)・秋場所(9月)の天気の良い日は必須です。モバイルバッテリー兼用タイプのUSB扇風機ならスマホの充電もできるので安心です。

ごみ袋(2つくらい)

お弁当には袋が付いてくることが多いのですが、軽食にはついてこないので一時的にごみをまとめるのにあったほうがいいです。コンビニの袋などをたたんで持っていくと便利。

双眼鏡

他のスポーツ観戦や演劇などでも重宝しますので、8倍のコンパクトな双眼鏡がおすすめです。(ズーム機能や倍率10倍以上の双眼鏡は、大きく重く、暗くなりがち。)
個人的にはNikonビクセン、男の子ならタンクローあたりが、デザイン的にも良くて長く使えると思います。

その他Tips

・国技館の一番奥の佐川急便にクローク(有料)があるので、冬場などかさばるコートを着たい人は、そちらに預けるのがよいでしょう。

・館内の空調は概ね適温に維持されています(夏はノースリーブでも大丈夫)。

・大多数の人はわりとラフな恰好ですが、芸能人も紛れていますので、おしゃれしすぎても問題ありません。

・お手洗いは奇麗で数も多いのですが、十両~幕内取り組みの間はさすがに込み合いますので、いける時にこまめに行っておきましょう。

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